体験セミナーを終え東通りへ
「大阪・明鏡塾体験セミナー」は、一寸異質な感じで始まり終わった。
外科の医師が受講してくれており、その医師との話が殆どだったからだ。
「手術」ということと、医師の役目、患者さんとの対話、死ということについて等々。
まるで「明鏡塾」そのものがリンクする内容だった。
ずいぶん以前に大阪教室に通ってくれていた医師の紹介だそうだ。
その病院の理事まで興味を持つ内容だから、今度理事に話を聞かせて欲しいとのことだった。
久しぶりに、阪急東通り商店街を歩いた。
一番外れにバナナホールというライブハウスがあった。
多分、有名なライブハウスなのだろう。
名前だけは聞き覚えがあったからだ。
この場所は、元々2流のアルサロ(アルバイトサロン:キャバレーよりも小規模)だった。
その店のバンマスには、本当にお世話になった。
当時私は、自分の音に拘っていたから、コンサート以外はやらない、という姿勢を貫いていたので、忽ち金銭的に行き詰る。
そんな時、このバンドに顔を出すと、そこにいるドラマーと私を即刻入れ替えて、私に仕事をくれていたのだ。
そこのドラマーにはいい迷惑だが本当に良い時代だった。
「日野さん、遊んでいるの、ほんなら内で叩いてや」というノリだ。
こういった場末のキャバレーやアルサロのバンマスに、どれだけ助けて貰ったか分からない。
だからかどうかは分からないが、場末の匂いが好きだ。
今は、風俗街のようになっており、風情がない。
明日は武道セミナーだ。おかげ様でこちらの方は定員になったので締め切っている。
■ワークショップのお知らせ
大阪10月4.5.6日