今日は武道セミナー
今日は、東京で武道セミナーだ。
これは意外な事に初めてのものだ。
とは言っても、そもそもはセミナーから始め、常連が増えたことから道場へと移行したのだが。
大きく「武道」と捉えた時、一般的に「??」となる。
例えば、剣、例えば体術、としても「???」だ。
〇〇流剣術とか、〇〇流空手とすれば、わかり易くなる。
しかし、逆に私はそうする絞り込みがあると、文化や歴史も含めて、大きく捉えられない。
だから「武道」と名乗り、それを研究しているから「研究所」としたのだ。
私は、どちらかと言うと、文化から「武道」を掘り起こしたいと思うようになっていったのだ。
それは、昔日の達人が残した言葉を知ったことがきっかけだ。
達人が剣を通して、戦や試合を通して獲得した剣の妙。
それは、一つの心構えとして、あるいは、意識の持ち方として言葉化されて残っている。
多くの人は、宮本武蔵の「五輪書」の名前くらいは知っているだろう。
そういった言葉から、その言葉を生み出す背景としての文化に興味が傾いていったのだ。
その一番典型的なのが、時代を超えて今も残る神社仏閣だ。
そこに考え方を見出し、そこから剣の実際を見つめ直す、あるいは、戦や試合を見直していくということをしている。
だから、一般的に強くなりたいから「武道」をする、という「武道」ではないのだ。その意味では非常にマニアックだ。
生憎の天候だが、興味のある方は飛び込みでも大丈夫なので足を運んで下さい。
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