生きる基本
朝から一階の屋根修理の為の足場の設営をした。
単管という1本ものの直管だ。
鉄だから当然重い。
長さは1mから5mまである。
それらを組み合わせて、屋根修理に適した状態に組み上げるのだ。
今までは、あまり考えずに適当に組んでいた。
今回は、少し考えた。
というのは、すぐ横を車が通るからだ。
三角形で持たすか、四角形でもたすか。
一応四角で持たそうと材料を揃えたが、三角形でもいけそうな感じがしたので、実際には三角形で仕上げた。
といっても、あと少しを残して日が暮れてしまったのだ。
一人で作業をするのは、気楽にやれるのだが、それと引き換えに手間がかかる。
何よりも5mの鉄管は重い。
しかし、一人で考えて三角形で持たすという考え方が、組み上がることで正解か間違いが分かる。
今回組み上げたら、ビクともせずに立っていた。
考え方が間違っていなかったことが、何よりも嬉しい。
自分で考え、自分でやる。
人が生きる基本だ。