今すぐ始めろ！！

会話が苦手、ということになると、「コミュニケーション能力が不足」ということになり、専門のセミナーを受けたりする。
私から見ていると、その講師たちそのものにコミュニケーション能力が無い、あるいは足りない人が殆どだ。
それはセラピストと呼ばれる人も同様だ。
「セラピスト？名医を紹介するから、あなたが受けたら」と言いたくなる人が殆どだ。

学問としてのコミュニケーションは知らないが、実生活ですれ違う人と挨拶も出来ないしない、コンビニでお礼も言えない、満員電車で奥になってしまい降りようとする時に声もかけられない。そんな事が、私のいうコミュニケーション能力の無さだ。
実生活に即したものだ。

現在の日本はそこが完全に不足しているから、教育委員会だの〇〇団体だのが作り出したレッテルを鵜呑みにしてしまうのだ。

海外からの帰りに、急に心臓が痛くなり、山手線の中で座り、静まるのを待っていたことがある。
その時、大丈夫ですか？と声をかけてくれたのは、外国の人だった。
「are you OK?」と。驚いて反射的に「私は大丈夫です」と答えた。

私が声をかけて欲しいのではない。
声をかける余裕がないのか、それを習っていないのか、いわゆるシャイなのか。
いずれにしても、そんな事はどうでもよい話だ。

この日常での「一声かけられる私」が増えたら、間違いなく少年の自殺も虐待も、多くの犯罪を未然に防ぐことが出来る筈だ。
どうしてそこを条例や法律に預けてしまうのか。
だからおかしくなっていくのだ。

「一声かけられる私作り」直ぐに出来る事なのだから
、今すぐやれ！！

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