常識とは逆に
ジャズにはビート、ビートがジャズ、ドライブがジャズ、色々と形容詞はある。
私は最初から「時間というのは何だ?」という疑問をもっていた。
つまり、それを発展させ音楽でいう拍子に対して懐疑的であり、それらを取っ払えという考え方だった。
だから、いわゆる前衛ジャズだと言われていた。
私は前衛でなければ意味は無い、と考えていたから、完全にその世界や、常識的な世界とは対立していた。
正確に演奏するというのは、時間に対してのものだ。
私はそれが気に食わなかったということだ。
それが発展していき、今演奏している形になったのだ。
もちろん、常に周りからは白い目で見られていた。
それが快感でもあった。
「お前らとは違う」明らかだった。
当然、前に書いた「承認欲求」などある筈もないのだ。
もう1時間ちょいで明日になる。コンサートだ。
面白いことに、直前になって怪我をする人、病気になりキャンセルになった人も出た。
残念だが仕方がない。
普段なら、「では次の機会に」と言えるのだが、残念ながら次はない。
「残念でした、では来世で」
当日券も空席もありますよ!
日野晃’古希’ドラムソロコンサート
6月1日 新宿ルミネゼロ