自分が見えないのは
何もかもが「平均」、というのが日本人的なのだろうか。
というのは、そんな人ばかり見るからだ。
波風を立てない、出る杭にはならない、言われたことをちゃんと守る、、、、、もちろん、だから民意が高いと海外からは思われているのだ。
波風を立てなければ本性や実力は見えて来ない。
それは他人のことでも、自分のことでも同じだ。
自分自身が生活苦だとか、会社が壊れるとか、運転していて人を怪我させてしまうとか、何かしらのアクシデントがなければ、自分自身の本性は見えないのだ。
その意味で、安全であり自分自身が波風を立てなければ、平穏な日常を過ごせる日本は最高の国だ。
逆に考えれば、自分の実力が見えない世界だとも言える。
責任という考え方、決断という考え方が育たない環境だからだ。
とは言っても、ちゃんとそれをやっている人もいるから、話はややこしくなるのだ。
私は成功とか自己実現と呼ばれるものに、全く興味はないが、実際として何かを成し遂げている人は、責任と決断と行動力が伴った人である事は間違いない。
私は、小さい頃から波風を立てながら生きてきたが、それもその時代の社会環境の影響も多々ある。
それを振り返ると、自分を取り巻く環境をどう整えるのか、つまり、どんな仲間を持つのかということが、甘ちゃんな自分に気づく大事な要素だ。
日野晃’古希’ドラムソロコンサート
6月1日 新宿ルミネゼロ