頼むわ
最終的な1コマを撮って取材は終わった。
ここでも「思っている事」が「できる事」だと思い込んでいる人がいた。
それは、何十回と「違う」と言い、その具体例を示すが、全く理解出来ないようだ。
これには手を焼いた。
もちろん、その人個人がどうであろうがどうでも良い。
ただ、仕事という事だから、その仕事の仕上がりを良くしたいので、訂正するだけだ。
そういったすれ違いを体験していると、本当に人はどの程度まで理解しあえるのかが不安になる。
もちろん、100は無い。
例え10であっても良いからと思う。
しかし、実際は100と10という話ではなく、100と「あ」という感じだ。
つまり、違うのだ。
それが人の違いの典型でもあるという事だ。
そんな時ふと思うのが、どうして自分と話が合う、または通じると思えるのかだ。
どんな事を共通項として話せるのかを分かった上で、かどうかも確かでは無い。
思い込んでいる人は「無条件で通じる」とも思い込んでいるからだ。
頼むから、私の側には来ないで欲しい、とつくづく思う。
日野晃’古希’ドラムソロコンサート
4月12日 大阪大丸心斎橋劇場
6月1日 新宿ルミネゼロ