仕事の出来ない人が多い

「好きな事をする」好きな事以外はしない。
それは、私の生き方だと、常々書いている。
しかし、ここには裏があるとも紹介している。

それはどんなことでも「好きになる能力」があることだ。
そして、物事の中から「好きなこと」を見つけ出し、それに全力で取り組むことが出来る能力があることだ。
もちろん、これは培われたものであって、生来のものではないと思う。

生きていると、色々な出来事に出くわす。
この歳になると、自分の世界以外からも声がかかる。
「どんなだろう」とそれに乗る。
そうすると、「何じゃこれ」が殆どだ。

しかし、「何じゃこれ」では絶対に終わらせない。
それは、何がどうであれ「私がやる事」だからだ。
だから、余計に、何じゃこれの中に、好きな事を見出すのだ。
それさえ見いだせれば、絶対にその仕事は上手くいくし、相手からも信頼される。
私としては、信頼して欲しくもないのだが。
そうする、ということが、私の美学でもあるから、そうするだけだ。

仕事で人と関わった時、仕事の出来ない人が多いことに驚く。
仕事と一括りにしてはいけないのだが、その仕事そのものの重要性を理解出来ない人が多いのだ。
だから、当然、仕事に穴が空く事になる。
しかし、穴が空いているとは全く思わないし、考えが及ばないから仕事が出来ない人なのだ。

もちろん、「仕事ができる人」になるには、相当の時間が必要だ。
社会経験と比例するだろうからだ。

今年はドラムソロコンサートをする。
大きなイベントなので、複数の仕事と関わる。
舞台監督や照明、デザイン、音響諸々だ。
その中で私は「ドラムを演奏する」という役割だ。
それぞれの人が役割の責任を持ち意見出し、組み上げていくのが「創る」ということで、それぞれで創り上げるのが私は好きだ。
もちろん、そこに信頼関係があるからだが。

日野晃’古希’ドラムソロコンサート
4月12日 大阪大丸心斎橋劇場
6月1日 新宿ルミネゼロ

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