何でやねん

熊野の道場は、無事に水が流れていた。
その度に「よかった!」と胸を撫でおろす。
この時期止まっていると、凍結かもしれないからだ。
そうすると、ポンプの出番になるし、大きな水タンクに水を汲みその水で氷を押し出すしかないのだ。
とりあえず「良かった!」だ。

うっとおしい顔や、いじけた顔、ずるい顔、貧しい顔、豊かな顔、顔も千差万別だ。
「顔を見たら分かるやろ」と、40歳代の人に質問すると「ええ????」という顔をした。
「何でやねん!」
何を見て人と接して来たのだろうと思う。
まさか言葉だけを頼りに生きて来たのじゃないだろうな。
いや、きっとそうかもしれない。
嘘をつく顔かどうかを見破れなくて、何で見破るのか?
あり得ない。

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