仕事を好きになっている
「明鏡塾」の受講生達の特徴は、仕事が好きになっている事だ。
一人は「仕事を休むのが嫌だ」ともいう。
この場合の「仕事が好き」は、直接患者さん利用者の方に影響がでる。
当然、それら患者さん利用者さんの笑顔が増える。
その事が、回復や改善を大きく促すことになるのだ。
仕事が好きになって当たり前だ。
自分自身が何がしかの思いや希望、夢を持ち、その職業を選んだのだからだ。
お金の為とか、何もやる事がないから、という自分を突っ込まない人には理解できない世界だ。
そうなる為には条件がある。
仕事が出来る事、やっている事に興味が湧くからだ。
つまり、自分に力がなければ、そうはならないし、自分に主体性がなければそうはならない。
「やらされている」という意識がある限り、世界が変わることはない。
方法をいくら沢山知ったところで、そうはならない。
もちろん、自意識とは何か、関係とは何かを知ったところで、自分がそれをコントロール出来るようにはならない。
それらは全て実践の中から、そのことに気づく以外に身に付くものではないからだ。
知るということと、身に付くというのは、天と地程の違いがある。
身に付くというのは、最終的に「そのもの」が自分自身の一部になる、あるいは、自分自身そのものになるということだ。
知識はどこまで行っても、自分の外にしかない。
つまり、自分自身そのものを底上げすることにはならないということだ。
知識量は物凄くあるが、幼稚な人、アクシデントがあった時、対処できない人、気遣いの出来ない人、それが底上げされていない人だ。
「やらされている」と思う人も同じだ。
「やらされている」と思う人は、主体性が育っていないからだし、それは自意識が幼いということでもある。
自分で自分の問題を見つけ、自分でそこを探る。
その事が、出来るようになる。
それが急激な成長を生む。
結果、仕事を好きになっている自分に気づく。
そんな過程を歩いているのが、「明鏡塾」の受講生達だ。
当然、それぞれの現場では、驚異的な結果を出せるようになっている。
それは、驚異的な結果を出す事が目的ではないからだし、結果を出せて当たり前なのだ。
それは、もっともっと高いところを目指しているから、それらは過程の一部に過ぎないのだ。