インチキは無い
「先生のやっていることと似たようで、全く違うことをやっている動画が沢山ありますね」そんな話を昨日生徒の一人がしてきた。
もちろん、似たようなことになって当たり前だ。
やっているのは人間で、その構造が同じなのだから同じようなフォームになる。
少し飛躍するが、私のやっているのはインチキだと思われるのではないか、という質問があった。
これは、昨年の年末から年始にかけてフランスから私のドキュメンタリーの撮影監督からの質問だと紹介した。
まず、インチキというものは無い。
もちろん、本当というのも無い。
そこにあるのは「質・レベル」だけだ。
この時の撮影監督は、空手のヨーロッパチャンピオンだから、その意味でのインチキは嫌いだ。
だから、私の受けを取ってくれた時も、ガチンコで来てくれる。
だから、私をガチンコ体験する。
という中で、その監督は「私はインチキではないのを体験しているので良いのですが」と言葉が続いていた。
しかし、インチキは無いのだ。
物品で模造品・コピー商品がある。
それは、そこに本物品があるから、それと比べてインチキ商品なのだ。
だが、単独でそのコピー商品を考えると、商品としての出来上がり、完成度という点でレベルが低い商品という考え方だ。
だから、私に似た動きはインチキなのではない。
もちろん、私よりも精度の高い人がおられるかもしれない。
そちらから見れば、私はインチキだと言われているかもしれない。
私は私がやる限り、私の本物だ。
誰かがやれば、誰かの本物だ。
それで良いのだ。
ただ、外野席にいる人にとっては、こういった事に興味があるのかもしれない。
一つ言えることは、私の行き着く先や、日常生活は、似たような事をやっている人とは違うというだけだ。
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