視野を広く持つということ

色々な人に会うと、面白いことが見えてくる。
それぞれに視野が狭い事だ。
単純に言えば、ある会社で働いているとしたら、その会社での常識観や価値観を持つ。
しかし、別の会社にも別の常識観や価値観が有ることを知らないし、知ろうともしない。
それらが入り混じっているのが社会だ。

ある社会では、この人は素晴らしいと評していても、別の社会の人から見れば最悪だろう、となることもある。
そこには、世代というのも加わってくるから相当複雑だ。
世代ということで知らない人であれば、そこを知れば「ああ、そうか」となるだろうが、別の会社の価値観ということになれば、殆どが「ふ〜ん」で終わる。
それを自分の価値観と照らし合わせれば、新しく分かることがあるのだがその作業はしない。
「どうして?」

例えば、今世間で騒いでいる、大相撲の社会、あるいはレスリングの社会。
別の社会から見れば、「それはおかしい」とか、その逆のこともあるだろう。
何が原因で、他の社会、つまり、視野を広く持つという考え方を持たないのか、持てないのか。
その辺りが謎だ。

もちろん、単純には権力であったり経済であったりだろうが、どうしてそれが欲しいのか、そこが私にとっては謎なのだ。
それぞれの価値観は別段良しとしても、時としてそのそれぞれの価値観の押し付け合いをする。
それが大きくは戦争だろう。
より大きな社会という観点から見るということをすれば、それぞれに得策が生まれるのだが。

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