大阪の武道ワークショップ

大阪弁天町。
意外と縁が少しある。
その昔は、天保山への通り道で、ガランとして本当に何もない地区だった。

目が見えてないのに地図を片手に会場へ。
当然、違う方向へ行っていた。
会場には30人程の人が、愛知や四国、福岡辺りから、そして近郊は奈良や京都から参加してくれた。
結局やったことは、「どう稽古をするのか」に尽きる。

様々なワークなのだが、どう考えれば出来るようになるのか、に絞って解説した。
公式通りやる、あるいは、定規通りにする。
その公式や定規は自分で作らなければならない。
そういった言葉に、大阪教室の生徒以外は、目が点になっていた。

例えば、一つのワークが出来ない場合は、どうすれば出来るのかを考えなければいけない。
ここに一つ問題が見える。
単に自分自身が「出来ない」と思って、何度も挑戦するのか、その定規や公式に立ち返りするのか、という2種類に分かれるのだ。
ここをきちんと理解しなければ、単に「分からない」「出来ない」というところで終わってしまう。
そうすると、私のワークだけに限らず、自分が取り組むことが悉く出来ないという事に繋がっていく。
あるいは、既にそうなのかだ。

武道のワークショップやセミナーで、こんな話は無い。
どうしてそんなワークになるのかというと、紛れもなく身体を動かしているのは頭だからだ。
身体に汗をかき、頭に汗をかき、730分頃には無事終えた。

みんなお疲れさまでした。
自分の頭の中に残っていることが少しでもあったら、何かに役に立つように考えてくださいね

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