本気の笑顔

大阪教室に鶏の卸で働いている男性が来ている。
「包丁の使い方は肘やで」以前にアドバイスをした。
腱鞘炎になりかけていたが、それはすっかり治ったそうだ。

肘を使っていると、肉に捕まることなく捌けるが、少し力むと肉に捕まってしまう。
だから、凄く分かり易く肘の訓練が出来ると話してくれた。
「成程」だ。
そういう具合に役立ててくれるのが本当に嬉しい。

元々は、アマチュアで総合格闘技の選手だったそうで、結果力み癖が抜けない。
もう一つ嬉しいことを言ってくれた。
「先生は本気で笑っておられるのですね」「当たり前や、ほんまやで」「自分も先生を見ていたら、本気で笑えるようになってきました。本気だと周りも巻き込まれてしまって、良い雰囲気になるから、私も本気で笑えるのを発信したいと思っています」と。
本当はこんなことは照れ臭くて書けないことなのだが、このコメントは初めてなので紹介した。
人は色々だ。
そこを見ていたのか、と改めて、その色々さに驚いた。

今日は、フィンランドから一時帰国している、役者の武田さんも教室に来てくれた。
フィンランドのマクベス依頼だ。
数か月前にお母さんになった女性も顔を見せてくれ、賑やかな稽古になった。

明日は、特養の研修だ。

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