人は誰でも優れている

人は誰でも、誰よりも優れた能力があると、私は信じている。
ただ、それはどの能力なのかが分からないだけだ。
「隣の花は赤い」の例え通り、他人は自分よりも優れていると思うものだ。
そこで羨むのか、羨まないのかで、その思ったものが違ってくる。

私もご多分に漏れず、「隣の花は赤い」と思う口だ。
ただ、羨まないだけだ。
純粋に、自分をさておき他人は凄いと思っている。
それは、私には体験できない、時間や労力、そして感性を使っただろうと想像するからだ。
だから、私には到底届かない才能を持っているのだろうと思う。
そう思うことが、私にとっては「人は色々だ」ということだし、「人は素晴らしい」と思える根拠になっている。

もちろん、思おうと思って、思っているのではない。
昨日の映画監督のルネさんなど、私からすれば信じられない能力だ。
もちろん、そういった誰の目にも「素晴らしい」と見える人に限らず、人は素晴らしいと思う。

どうして羨まないのかというと、根本的に意識の切り替えが素早いのだ。
それは子供の頃からそうだった記憶がある。
子供の頃は「ないものねだり」をしていた。
勉強ができないから、出来る友人たちを羨ましく思い、そうなりたいと思った。
しかし、いかんせん三日坊主で、机に座る事は無いので、実現する筈もない。
それでも、気分はそうなりたいと思っていた。

ここで私の特技「意識の切り替え=忘れる」が発令され、そう思っていることも忘れてしまうのだ。
自分が夢中になっていることに、夢中になる。
だから、忘れてしまうのだ。
だから、きっと羨む気持ちがあるのだが、それよりも自分のやっていることに夢中になるから、その事が浮かび上がって来ないのだ。

いま「明鏡塾」で、若い理学療法士達が受講している。
彼等は、本当に素晴らしいと純粋に思う。
人は誰でも、誰よりも優れた能力があるのだ。
医療従事者が患者さんに対して、こころからそう思えれば、そこには自動的に信頼が生まれる。
つまり、それが患者さんの病状回復や改善を大きく助けるのだ。

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