明鏡塾6期を募集
「明鏡塾」はそろそろ6期の募集に入る。
回を重ねる程に、受講生の質が高くなるのは嬉しい事だ。
それは、それ以前に受講してくれた人達のサポートのおかげだ。
こちらが、この講座は色々と役に立つと思い開始しても、それが目的の人達に届かないことが多い。
それは、届かせるための何かが間違っている場合が多いからだ。
その意味で、届かせる為の沢山のセミナーがある。
それは私の「武道」という考え方にしろ、「明鏡塾」にしろ同じなのだろうと思う。
そんな話を受講生にし、どう呼びかけるのが良いのかを探す。
しかし、一様にして「学んでいるのは大事なことなのだが、言葉にするのは難しい」と言う。
それは何故か。
既製品では無いからだ。
既製品なら、既成の言葉、つまり、誰もが理解しやすい言葉で説明がつく。
しかし、既製品ではない場合、その説明が難しくなる。
もちろん、言葉として出せないことはない。
しかし、出してしまうと「既製品と何が違うの?」になってしまうのだ。
「楽しく学べる!」違う。
「関係性を体感出来る」これは近い。
「関係性の不思議を知る」これも近い。
「関係性の実際は、そこで相互に起こる人の化学変化だ」
これなのだが、何のことやら分からない。
「で、何なんだ?」となる。
そんなことの堂々巡りになってしまうのだ。
多くの医療従事者の方に知ってもらいたいとは思っているが、皆が皆、患者さんとの関係性が、治療の肝だとは思っていないだろう。
そう思う人が、現状では実現できないと思い、どうしても実現したい、と思っている人限定になるだろう。
いずれにしても、6期の募集を始めようと思っている。