明鏡塾5期スタート

東京ワーク・ショップは6月2.3.4.5日です
http://hinobudo.wixsite.com/workshop/workshop-1
「明鏡塾」5期は、案の定最高の滑り出しを見せた。
いきなり、意識が統一された空間が生まれたのだ。
初めてなのに、この集中力は何？と驚いた。
4期の時も驚いたが、それが回を増す毎に早い時間に現れるのは、ある意味不思議だ。
今回は、初参加の人が10数人いた。
前回よりも多い人数だ。
にも関わらず、集中された空間が出来てしまうのは、自分の持つ問題意識がいかに明確なのかの現れでもある。
それに、20代の若い理学療法士も多かった。
しかも、驚くほど問題意識の質が高い。
打ち上げで、そういった人達の話を聴いて舌を巻いた。
やはり、果てしなくひどい人が多くなると、真逆の素晴らしい人が現れる、ということだ。
ここ「明鏡塾」は、それこそ奇跡の集まりだと思う。
それをリードしてくれている若い理学療法士達の持つ志の高さが、これを実現させているのだろう。
受講者の中に、前回の体験セミナーを受講してくれていた若い鍼灸師が、今回受講した動機を語ってくれた。
体験セミナーで、自分は人の話を一切聞いていない事にきづいてショックだったという。
彼は技術さえ上げれば治療は完結すると思っていたそうだ。
その意味で「関係性」という事には意識は無かった。
しかし、体験セミナーで自分の考え方が間違っていた事に気付いたのだ。
具体的には、他人の目を見て話をした事が無かったし、それが重要だとは思っていなかった。
体験を終え、即座にそれを実行していったという。
「それは辛かったでしょう」とフルと、「本当に苦しかったが、やるしかない」と現在も自分を矯正している。
いかに、その彼が真剣に「治療」ということに取り組んでいるかが分かる話だ。
そんな若い療法士や治療家が頼もしい。

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