腐ったリンゴの影響

新年恒例の、といっても妻と二人で玉置山へ初詣に行った。
30数年間通っているけど、多分初めての暖かさだった。
快適に参道を歩き、本殿や巨木に挨拶をし、ぜんざいを頂き上の社に。
あれっと、目の前を見直した。
何かが違う。
よく見ると、鳥居が一つ増えていた。
二重の鳥居になっていたのだ。
氏子さんが寄贈したようだ。
鳥居が一つ増えただけだが、雰囲気がまるで違った。
鳥居の中は、今まで通りだったが、鳥居の外は何かが違う。
場とはそんなものだ。
確か英語のことわざで、腐ったりんごがケースに一個入っているだけで、リンゴは全部腐る、というようなのがあったと思う。
この例えは、どんなことにも通じる。
その意味で、自分は腐ったリンゴにならないようにと思う。
しかし、これもそうはいかないのだ。
場はそれぞれに違うからだ。
つまり、絶対が無いということだ。
となると、「我が道をまっとうする」しかない。
結局、これが一番だ。

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