フィンランド公演に向けて
フィンランド公演の台本が上がった。
でも、実際に合わして見なければ分からない。
なにしろ、英語、フィンランド語だからだ。
演劇というカテゴリーだから、当然台詞が重要な役割を持つ。
しかし、私は「関係性」だけを重要視した舞台にしたいのだ。
その意味で、役者は難しいと思う。
大方が台詞と物語が保険となって舞台があるからだ。
そして、裏に流れるテーマは意識だ。
日常のグチャグチャをどう見せるか。
しかも、面白いものになるかどうか。
演劇だがダンサーも10人ほど予定している。
これも関係性が欲しい。
その意味で私の要求は難しいと思う。
台本を読みながら立体的に想像をする。
サスがここで、バックから一発閃光が欲しい、等々を。
音楽は和太鼓。
この舞台では時間軸が相当歪む。
ノーマルな時間と、異なった時間が同時進行をする。
文字通り立体だ。
今年中にはその大筋を作り出そうと思っている。