古い知人が
大阪教室の稽古に、15,6年ぶりの友人が訪ねてくれた。
世界中の恵まれない子供たちを無くそうと奔走している。
「どうしてもやらなければいけないやろ」という動機だ。
気分で動くとは、こういうことだ。
相変わらず恰幅が良く押し出しが強い。
企業の世界で成功して当然だろうと感じる。
書き出せばキリがないくらい逸話を残している。
稽古風景を説明すると「日野さんのやっていることは理論があるからいいね」と言ってくれていた。
「誰か右腕は?」
先日も、英語の松本先生にも同じ質問をされた。
人は、何も考えずにこういった質問をしてくる。
もちろん、私の技術が消失してしまうのを危惧しての老婆心からだ。
だから、悪気はさらさらない。
そう思って頂くのは本当に嬉しく、また有り難い事だが、こればかりは分からない。
ただ、現在進行形の私にとって、これから先はどうなるのかは全く見えない。
技術は残ればラッキーくらいの事だ。
私よりも、もっともっと素晴らしい考え方が、今後出てくることを期待している。
しかし、このところ、ジャンルは違うが、その道のスペシャリストとお会いすることが多い。
これは、何の前兆だろうか。
ま、もっと頑張れということだろうと捉えている。
スペシャリストの方達の素晴らしさを見習えということでもあろう。