一番大事な能力は社会性

週末から「武禅」だ。
今回は、「武禅」史上2回目くらいになる、女性の受講が男性を上回っている。
それが吉と出るか凶と出るかは分からない。
ただ、雰囲気は和やかになるだろうと思われるメンバーだ。
男性が圧倒的に多いと深刻になり、場が進まなくなるのだ。
そんな時、男性の社会性の乏しさが際立つ。
会社員や公務員が多いと極端に深刻な場になる。
しかし、自営業の人がいるとそれが和らぐ。
前にも書いたが、基本的に男性は社会性に乏しい。
女性は自意識と比例はするが、年齢と共に社会性は男性よりも優れている。
妊娠出産と一代イベントがあり、子供の関係で、やむを得ず色々な人達と関わらなければならないからだ。
そんなところから、世代やジャンルを超えても、何のためらいもなく人と接することが出来るのだ。
これは、よくよく考えればおかしなことだ。
日本はまだまだ男性社会なのに、男性の方が社会性に乏しいのはおかしいだろう。
社会に出て仕事をする、大方の男性はそうするだろう。
であれば、一番重要な能力は社会性だ。
それが有ると無しでは、仕事の進み具合が全く異なる。
人づきあいが悪い、という言葉も、女性に向けてではなく、男性に向けられた言葉だ。
それもおかしいだろう。
偏差値がいくら高くても、社会性が低ければ、その偏差値を活かす道は限られたものになる。
逆に偏差値が低くても、社会性が高ければ、自分の活躍の場の選択はいくらでも出て来る。
何よりも、人との繋がりで世界は開けて来るのだ。
もちろん、社会性に乏しい男性も心配することは無い。
それを自覚するならば、高めていけば良いだけだからだ。
誰とでも、幼児のように人見知りするのではなく、声をかけるようにすればよい。
とはいうものの、幼児のように人見知りするのはおかしいだろう。
どれだけ自分の人生に、あるいは社会に甘えているのだ。
そんな自覚が無いとすれば、どんな人生を歩いているのかだ。
とりあえず「挨拶」だけでもやるようにすれば良い。
千里の道も一歩からだ。
先日、朝早く起きた妻が、玄関で物音がするので見に行った。
すると70歳代の人達数人が玄関を開けようとしていたそうだ。
チャイムを鳴らせば良いものを、いきなり玄関の戸を開けようとする。
「バカか」そんな老人を沢山みかける。
玄関が開いていると、いきなり家の中に入る老人もいる。
社会性以前の問題だが、良い身なりをしている人に多い。
日本は、どんな国なのだ?
そんなボケた大人というか老人も多いのだ。
出版記念トークライブショー11月12日(土)午後2時~4時
http://2016hino.jimdo.com/
東京ワークショップ 11月21日‐24日

http://hinobudo.wixsite.com/workshop

Follow me!