バレンシア朝稽古が終わり
バレンシアの朝稽古が終わり、皆で昼食へ。
何からやろうか考えていたが、まずは股関節に体重を乗せるで始めた。
最後はここからの変化で相手の足も取り、ひっくり返すことにした。
股関節に体重を乗せること自体が難しいのに、相手の足を取りながら一回転させるのは難しい。
しかし、受講者の殆どが常連なので、日本の教室でやるのと変わらない。
その前は相手と触れる膝の変化、その変化に変化する変化。
ここで思わぬ展開があった。
声楽家の女性が、一番体格の大きなディビットと組んだ。
これはある意味無理だ。
変化そのものが効かない。
こういったとんでもない体格差のある場合、相手の動き出す瞬間に変化しなければどうにもならない。
相手の重さを受けてしまったら、それを覆すのは到底無理なのだ。
私もチャレンジしてみたが、ゆったりと受けたら、間違いなくこちらが壊されてしまうのだ。
私を壊してディビットは、飛び上がって喜んでいた。
で、この動き出す瞬間を捉え変化すると、ディビットは見事に転んで、悔しがっていた。
そんな楽しいワークにみんなリラックスして、熱心に、本当に熱心に取り組んでくれている。
夕方は6時からだ。