やっぱり、そうやろ
マルセイユを拠点に活躍する声楽家のユキミさん。
バレンシアはゆっくり習えるからと受講してくれている。
胸骨操作やストレッチは、声楽にとって大切な身体トレーニングだと気付き、熱心に取り組んでくれている。
声量も増したそうだ。
何よりも、本番前に風邪をひき、練習がままならなかっても、本番で間違いなく声が出ることを確信したという。
その自信がまた、良い演奏に繋がっていく。
学生達にも必須のトレーニングとして指導し、1学期からはじめ3学期には、殆どの学生の声量が伸びたそうだ。
その事でお礼を貰った。
また、フルーティストの静香さんは、やはり音量が増えたので、恩師の先生が楽器を変えたのか、と不思議がっておられたそうだ。
その恩師に「胸骨ですよ」と教えて来たと笑っていた。
あちこちで、胸骨操作を続けた結果の話を聞くと、やはり方向は間違いではなかったと嬉しくなる。
武道の方では、9月のヨーロッパツアーは、ブリュッセルの郊外から始まるが、それはある道場の、新築道場開きだ。
フランスへ初めて行った当初から受講してくれている先生の道場で、私のヨーロッパでのワークショップに合わせて、道場開きをするそうだ。
ヨーロッパだけのお付き合いなのに、本当に有り難い事だ。
日本では、さほど驚くような展開は起こらないが、ここヨーロッパは直接的に驚くような展開が起こる。
今回バレンシア初参加の女性は、以前ブリュッセルで見かけた。
その時は、バレンシアから来てくれていたことを知らなかったが今回知った。
ヨーロッパ各地から、youtubeを見たから、という事での受講者も多い。
今日は、夕方の稽古を終え、レオさんたちと食事に、バカンスシーズンでごった返す旧市街へ繰り出した。
タパスの老舗だそうだ。
こればっかりは、文句なくどれも美味しい。
明日はルノさん達と食事だ。