武道の話を

来月は私とは畑違いの場で、武道の話をさせてもらうことになっている。
どの場であっても、取ってつけた話など出来ないししないから、その意味では問題はない。
どうすれば、日本が世界に誇る文化だと説明できるか、というところが問題なのだ。
もちろん、この課題は大いなる勉強だ。
構成が難しい。
しかし、この難しさは、私にとっては、いかにコテコテの大阪弁にならずに話通せるかに匹敵する難しさなのだ。
これは海外でのワークショップでも同じ難しさが有る。
通訳をしてくれる人が、大阪弁を理解していないから、ほんと大変なのだ。
そのお陰で話すリズムが狂ってしまうのだ。
最も最悪だった事がある。
それはイタリアでのワークショップだ。
私が話、それを英語に通訳し、その英語をイタリア語に変換されるのだ。
この時間差が、一体自分は何を話していたのだろう、と思わせる事が度々起こったのだ。
通訳の人に「私は、何を話していた?」と思わず聞いたのを思い出す。まるで漫画だった。もちろん、日本での話なので通訳はいらない。どう組み立てようか?何を土台にして、何を柱に、そして梁にするのか。

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