自然の動きは予知できないが

天気予報が的中した。
夕方から雨だ。
その対策を午前中にやっていたので助かった。
屋根修理だけは、予定通りにはいかない。
天候次第という、不確定要素が入るからだ。
先日TVで東大の地震を研究する外国人の教授が、地震は予知できないと説明していた。
予知できないのだから、準備を怠るなということだ。予知に莫大な予算をつぎ込むのなら、準備や被災した地域や人達に、敏速に援助するようにする方が遥かに合理的だと言っていた。
そんな話を聞いていると、予知というのは、武道で質問される「相手を読む」という事を知りたいと思うのと同じだと思った。
人も自然の一部だ。であれば、予知する事、つまり読むことなど出来る筈も無い。
それよりも不確定な事に即座に対応する力を培う事の方が大事だ。
もしも、地震を予知できるならそれに越したことは無い。
しかし、それは自然を管理できるという発想の一部だ。
と考えると、有り得るのだろうかと思わずにはいられない。
もちろん、人を管理できるのか、だ。
それこそ、西洋的な対立・対抗的発想だ。
しかし、外国の教授は予知は有り得ないという考え方だ。
完全に逆転しているところが面白い。

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