成長している身体操作に満足

屋根の修理はとにかく疲れる。
それは屋根に勾配があるからだ。
そして滑るから、それに注意するから、思わぬところが緊張したりする。
毎回そうだった。
そうだったというのは、今回は不思議な事にさほど腰や足に負担が蓄積していないのだ。
「どうして?」と振り返ってみても、何も思い当たることはない。
傾斜角度30度の屋根で、解体の時に出たゴミが乗っている。
それが原因で滑りがひどい。
何時もの現場の状態だ。
命綱1本、これも同じ。
よく思い出すと、足を踏ん張るのが減っていること。
足裏に体重をまんべんなく乗せられるようになっていること。
この二点に気付いた。
それが武道の稽古のおかげ、稽古でこういったことを注意しているからだ。
それが、やっとこさ身に付いてきたということだろう。
と思う。
変な態勢での鋸を使うのも、刃の引っ掛かりを感じ取れるようになっている。
その事は切れ味や切るスピードの違いに現れていた。
「これを切る」から、その為にどうする?を「鋸の歯の引っ掛かりを感じ取る」と「鋸の歯の長さを十分に使う」という具体に落とし込めていることになる。
当然、力みも殆どない。
そんな身体操作に相当満足した一日だ。

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