出来ない=難しいではない
「出来ないこと」は、出来ないことなのか?
出来ないことを出来るようにすることが、その人の知恵を育み視野や洞察力を生むのだ。
しかし、出来ないことを出来るようにするには、相当考えなければならない。
まず、何が出来ないのかを知ることだ。
「難しい」で片付けるのではなく、「何が出来ないのか」だ。
それが分からなければ、出来ないことは出来ない。
また「出来ない=難しい」ではない。
難しいというのは、何が出来ないかを知り、それに取り組んでいるから分かる事だ。
しかし、その難しいという言葉も必要ではない。
何が難しいかを知り、あるいは体感し、それに取り組み続ければ良いことだからだ。
今日は、1ヶ月以上ぶりの教室だった。
それだけの時間を空けていると、教室は新鮮だ。
だからこそ、みんなが取り組んでいることに疑問が湧く。
ずっと同じことをしている。
きっと、自分は何をしているのかを知らないのだろう。
しかし、それを聞くときっと答えを持っているだろう。
しかし、その答えと自分自身がやっていることは、全くかけ離れているということは知らない。
それはどうしてだろう。
自分がやっていることに興味がないからだろう。
しかし、それも尋ねると興味を持っていると答えるだろう。
しかし、興味が無いから、ただ汗を流し同じことを繰り返しているだけなのだ。
その自分の事を知らないのだ。
頭と行動が完全に切り離されているのだ。
そういったことにも興味が向かない。
頭の中に自分がおり、外にはいないのだろう。
明日から「武禅」の仕込みの為に熊野に帰る。
ボイラーやポンプの交換、屋根の修理がまっている。