私を引っ張るのは

時差ボケに身を委ねて回復を待っている。
昨日は理学療法士の尾森君を入れ、3人で暫く飲んだ。
5年後10年後の医療にとって何が必要なのか、というような大きな話になっていった。
人の役に立つという共通認識を持つから、自ずと話が深く、そして広くなる。
そんな話は面白い。
ちまちました目先の話にはうんざりする。
結局のところ、そういった大きな話、つまり、大きな夢や目的を持っているかいないかが、日常の目先の出来事に対する姿勢が決まるのだ。
これは医療に限ったことではない。
どんなことでも同じだ。
Amsterdamでは、武田さんとじっくりとした時間を持てた。
だから舞台について、表現についての話も弾んだ。
歴史から考えて、という大きなスパンがあり、であるから現在の取り組み方では駄目、あるいは良いが決まる。
先人たちが築き上げたものの上に立ち、否定あるいは肯定し進化させる。
それが歴史の最先端に生きるものの役目でもある。
そんな自覚が私を引っ張ってくれる。
私が引っ張るのではなく、引っ張ってくれるのだ。
そんな視点を持てるのか持てないのかが、日常を豊かにするのかしないのかに関わってくる。

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