武禅締め切り迫る、残り2人

来月は沖縄でのワークショップだが、その前に夏の「武禅」があり、その前に「明鏡塾」だ。
というと、その前にバレンシア・ワークショップがある。
これは、今週の土曜日に出発だ。
まだ目まぐるしいのだ。
もちろん、バレンシアはバカンス半分というところだ。
午前のワークを終わると一泳ぎ。
夜は7時からだからだ。
参加者も家族連れが多い。
こういうゆったりしたワークショップを企画できるところが外国の良さだろう。
そう言えば、別府で温泉を営む女将さんが、毎回福岡のワークショップに来てくれている。
女将さんで、しかも土日と重なるのに、時間を作って参加してくれるのだ。
その女将さんから「私の旅館で『武禅』をしましょうよ」と提案されている。
もちろん、それは嬉しいことだが、まずは女将さんに一度「武禅」に参加して貰ってからだ。
この女将さんは、ワークの中でも「正面向い合い」が好きなのだ。
人との一体感が生まれた時の心地よさが好きだという。
それは誰しもそうだろうと思う。
だから、ワークの中に入れているのだ。
しかし、直感的に捉えられる人と、理屈から入る人とでは、そこに歴然とした差が生まれる。
「正面向い合いって、どうするのですか、目を合わせてどうするのですか」というようなアプローチだ。
これではまず出来ない。
むろん、男性に多い。
そういった人は向かい合った時、「引いています・私の前にいません・観察されているようで気持ち悪いです」等々と言われ、益々引いていく。
引いていくのは、相変わらず「方法」を探すからだ。
先日の福岡のワークショップで、腰の揺れを利用して腕が振られる、というワークをした。
そして、そのフラれた腕を前で構えてくれている人に当てると、当てられた人は後ろに倒れていく。
これはフラれた腕の力ではなく、振っている人自身が釣られて前に動くからだ。
これも動作をしても相手は動いてはくれない。
「その人が前に行くから」動いてくれるのだ。
「私の前に立って下さい」このシンプルで非常に奥深い正面向い合いが「武禅」のメインだ。
人と関係する。
その原点である。
募集は、残り2人となりました。

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