その名は無限大

昨日は朝から、師範代である坂本君が道場を開いたので、道場のある西川越へ行っていた。
「えっ単線!」単線に乗るのは久しぶりだ。
しかも1時間に2本。
まるで熊野のレ線バス並だ。
川越まで池袋から約30分。
そこからJRに乗り換えて一駅だ。
しかし、体感的には初めて行く場所だから遠く感じた。
単線とはいえ、川越の隣だから交通量は多い。
道場は、大きな通りに面し、こじんまりとスッキリとした空間だ。
このスッキリ感が何よりも良い。
きっと、沢山の人が集まるだろうと思うし、集まって欲しいと思う。
坂本君がそこに見合った稽古を工夫し考え、新しい価値を生み出していく。
そんな場所になれば良い。
思えば、坂本君は10数年私の道場に通っている。
10数年という時間は長いようで短い。
何を得、今後何を還元していくのか。
そして自分の道場と共に、道場に集う人達と共に果てしなく成長していく。
そうあって欲しい。
お祝いのお酒を探し、百貨店をうろついていたら、これしかないという名前が目に止まった。
淡路島のお酒で「無限大」という。
昔ながらの手作りの製法で、時間を掛けて作られているという。
試飲をさせてもらうと、成る程角もなく言いようのない丸さがあり、それでいて喉に何も残らない。
その日本酒を携えていった。

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