間違っても止まるな

1月10日ライブは、3回とも後数人の余裕があります
先日、セントジェームスで席数を確認して来ました。
お早めにお申込み下さい。
よろしくお願いします。
https://www.hino-budo.com/live.html
間違ったら止まる、という行為は、自分の間違いに気付いた、ということで、良い事のように思うが、昨日も書いたように最もやってはいけない事だ。
それは、一つに「練習」あるいは「稽古」という頭が自分自身を支配しているからだ。
練習だから、稽古だから、という意識だ。
もちろん、新しい事にチャレンジした時は出来ない。
ぎこちなくて当たり前だ。
それは、ある程度出来るようになるまでやり、概ね出来るだろう、という事になった時には、途中で止まっては駄目なのだ。
違う角度から言えば、実際を想定したものにならなければいけない。
演奏なら本番だ。武道なら、相手と闘っているという設定だ。
日常なら、実際の日常だ。
その設定がなければ、前には進まない。
単純に考えて、マラソンの練習をしていて、フォームが間違ったと思って、スタートに戻る筈もないだろう。
走りながら修正して当たり前なのだ。
あるいは、練習の途中で転んでも起き上って走るだろう。
それと同じだ。
止める、やり直すというクセが付けば、日常のように無意識的に意識が変わる、という自動切り替えが起こらないのだ。
そこにあるキーワードは、「流れを止めてはいけない」だ。
だから、間違ったら間違ったなりに、最後までやり通す事が大事だ。
でなければ、練習だから、稽古だから、というクセが完全に付くということで、そうなると練習と実際が繋がっていかない。
逆にいえば、練習と実際とを繋げないようにクセを付けているということだ。
それが出来るようになったら、また丁寧に、自分に気付きながらやる。
そして止まらないようにやる。
そこの繰り返し、切り替えを、自分が見極めるというのも稽古なのだ。
でなければ、だらだら時間の垂れ流し状態と同じだ。

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