くだらない話
昨日は、押切さんと「大塚」で飲んだ。
押切さんはコジャレた店を探し出すのがほんとに上手だ。
もしかしたら、仕事柄かもしれないが。
居酒屋では今後のセミナーの話や、展開の話で盛り上がった。
それこそ、流行る店はどうして流行るのか、というような事だ。
目新しいことや、刺激的なものであれば一時は流行るのは分かるが、それ以外の場合で「なんで?」という事が多い。
そこを解明しようと、話し込んだのだ。
もちろん、答えなど出るわけもないが。
そんな雑談の中に、それぞれが問題にしているヒントが転がり出ることがあるからだ。
そんなことを考えると、ほんとに雑談は大事だ。
他人から見れば「何を話してるんや」というようなことでも、当人たちにとっては全く違う観点から、話が展開している事があるからだ。
そういった事は、ゲームで育った人達には理解のしようがない。
自分だけの世界で、時間だけは消化してその年令になってしまっているからだ。
仕事が終わってからの飲み会に参加しない若者が激増していると聞く。
私の教室に来る高校の先生も、新任の教師の殆どは付き合わないと言っていた。
飲み会のくだらない話。
直接自分とは関わらない話とは付き合えないのだ。
それよりも家に帰って一人になる、あるいは母親と過ごす方がよいらしい。
くだらない話、自分と関わりのない話、それらはその通りなのだが、それを自分と関わりの有ること出来るのか否かは、自分の問題だ。
その能力があるから、他人は全て教師だということになるのだ。