気持ちの悪い声

東京ワークショップ
9月12.13.14.15.16日

https://www.hino-budo.com/2014TokyoWS.htm
映画やテレビの日本語吹き替え版を見ていると、不思議な感覚になってしまう。
立体である筈の相互の感情が無く、平面に聞こえるからだ。
感情のような声色だからだ。
元から感情がないのに、感情を想像して声を出すからだ。
「くさい」のだ。
「感情表現」という言葉がある。
その言葉が、舞台で大声を出す、というスタイルを生んだ側面なのかもしれない。
大声は出ているけど、感情は伴っていない。
当たり前だ。大声を出す事が目的だからだ。
確かに声は大きい。
大きいだけだ。
だから、余計に舞台が平面になる。
平面の画面の中の世界のような感じがするのだ。
「うるさい!こいつ何をいうてんねん」
頭の中でつぶやいてしまう。
もちろん、日常での会話を聞いていてもおなじ感覚におそわれる。
誰が誰に話している、というのが無くて、無機質な音が飛び交っているだけだからだ。
岡山ワークショップ
9月21.22.23日

http://workshop.digiweb.jp/

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