意識すればするほど

6月1日から東京教室は引っ越しします
場所:江東区森下3丁目11-12 千葉ビル1F
地図はhttp://yahoo.jp/m9Xx6B
https://www.hino-budo.com/tokyo.html
先日の東京では「肘」本部は「股関節」に的を絞って稽古をした。
本部では最近50代の男性が参加している。
体格はいかにも「力」という、強烈ガッチリ型で地力が強いという感じだ。
だから無駄な力を入れないというのは相当難しい。
相当難しいというのは、取り組むのが難しいのだ。
それは身体技術的な素養が無いからだ。
無駄に力を入れない為には、身体に対して相当精密な感覚が必要だ。
精密な感覚は、精密な技術が要求する。
精密技術は、何を求めるのかが決定する。
「出来ないですね」という。
「いや、当たり前ですが出来ませんよ」
それは出来るようにやっていないからだ。
出来るように、というのは感覚のことではなく、まずは手本を真似ることだ。
しかし、その人は、目を閉じて自分の世界に入る。
「先輩の手本を見て下さいね」
「いや、見ているのですが」
「いや、見てないやん、ほら、先輩とは足の位置も違うでしょう。比べて下さい」
延々とそういったやり取りが続く。
高校のバレー部の監督も稽古をしているから、そのやり取りを興味深げに聞いている。
この股関節を使うというのは、バレーボールの人達にも有効だ。
高校のバレー部の選手たちの動きが見違えるほど良くなったそうだ。
腰ではなく股関節から、という稽古を頻繁にするようになって、改めて「腰が大事」だと気付いた。
腰に意識を持っては駄目なのだ。
その事で、腰が力むからそこで身体の繋がりは途切れるからだ。
2014福岡ワークショップ
6月20,21,22日(金・土・日)
http://rbchinoriron.web.fc2.com/workshop.html

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