会話って何や2

6月1日から東京教室は引っ越しします
場所:江東区森下3丁目11-12 千葉ビル1F
地図はhttp://yahoo.jp/m9Xx6B
https://www.hino-budo.com/tokyo.html
すれ違いの会話は、会話の当事者であっても、少し客観的になれば気付く。
その為に「判断を極力ひかえて」聞かなければいけない。
または、自分の判断に対して、それは正しいのか?という疑いを持ちながら聞かなければいけない。
だから、聞くのは難しいのだ。
そして、そういった「すれ違い」に対して注意を払う、ということも会話の要素の一つだ。
その意味で、会話は二重の構造になっているのだ。
一つは、やりとりそのもの。
一つは先程の相互の言葉の噛み合わせに注意すること。
というような構造だ。
そして、このすれ違いに注意するという具合の注意力が全体の雰囲気として現れて、相手にとって「話を一生懸命聞いてもらっている」という印象になるのだ。
心理学等では「傾聴」というやり方があるが、やり方では相手を聞く事は出来ない。
また相槌をうつというのもあるし、オウム返しという手法もある。
何れもこれほどイラツクことは無い。「お前、舐めてんのか」となる。
もちろん、そこには聞く人が代わればうまく行く事もある。
要は、人間次第なのであって、方法次第ではないということだ。
こういった事は、武道の実際も同じだ。
相手に触れている接点を通して、相手の意識の変化に注意をする。
だから、出会い頭で相手を止める事が出来るのだ。
だから冒頭の会話の事は、私は武道から学んだものだ。
人間関係全般の事の殆どは、武道から学んだといっても過言ではない。
もちろん、武道の中にそれがあるのではなく、そういう視点で眺めた時、その事の要素が山ほど詰まっていた、という結果論だ。
2014福岡ワークショップ
6月20,21,22日(金・土・日)
http://rbchinoriron.web.fc2.com/workshop.html

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