モーガン・フリーマン
「最高の人生の始め方」と邦訳された映画。
主演は名優、モーガン・フリーマンだ。
モーガンは、事故で車椅子生活で元作家。
友人の留守番にと、避暑地に滞在中。
モーガンの隣の家に住む9歳の少女との会話。
「おじさん、歩けないの」「いや、歩けるさ、走れもするよ、でも」と始まる。
少女に想像力、イマジネーションというものを教えるくだりだ。
話の最後に、「全部嘘だよ」という。
少女は無邪気に嘘つきと返す。
モーガンは「でも、私が歩いている姿が見えただろう、走っている姿も、そして保険屋のスーツ姿も」と少女を見る。少女は頷く。
「それが想像力だよ」少女は目を輝かせる。
こんな先生に習ったら、どれだけ感性が豊かになるだろう!
ここから色々なことに気付いた。昨日の役者のことだ。
日本人の役者の言葉は、言葉だけだから、この想像力が見ているものに、聞いているものに湧き上がってこないのだと。
それは、日常の現実感の無さから来ている。
きっと、日常もそんな言葉を並べているのだろう。
「お前らは話さなくてもいいようなことを、もったいつけて話しているだけだ」と、思わず突っ込みを入れたくなる。
そんな感じを、舞台やテレビからは常に受ける。
日常の他愛も無い会話を聞いていても同じだ。
■医療や介護の現場に即したワークショップを開きます。
3月16日東京。詳しくは下のwebページで。
http://realcontact.jimdo.com/
■5月2.3.4日は京都での3回目になるワークショップを開きます。
https://www.hino-budo.com/index.html
「お知らせ」からリンクしています。
■ 9月13,14,15,16,17日、定例の東京でのワークショップが決まりました。
場所も、何時もの新木場マルチスタジオです。
詳細は後日webページで