要素と全体
今日の月曜日は、けっこう賑やかだった。
外国から2人、先日紹介したコメディアンの清水宏さんご夫婦、公演に参加したダンサー等が混じったからだ。
そのおかげで、賑やかな教室になった。
今日は、棒を集中的に行った。
体重移動と棒との関係だ。
棒をいくら振り回しても、体重が移動し的確に相手を捉えていなければ、役に立たない。
そんな難しさをソフト棒を使って、様々な形でやった。
ソフト棒だから、なおさら難しい。
あっという間の3時間だった。
外国の人達は、私の教えている事は「重要な要素」を形にしているもの、と説明しても、一つの技として捉えてしまう。
もちろん、ほとんどの日本人も同じだ。
技と言う事でいうと、一つの技には重要な要素の殆どは詰まっている。
その技の中の要素を引き出し、形にしているだけだ。
そこは、実際としてはどうも分かり難いようだ。
文章なら、簡単に「これは要素です」と書けば、みんな理解するにもかかわらずだ。
ここの隙間は何のか。
そんなことを考える人、問題視する人が現れて欲しいものだ。