キャンバス

今年で3年目になる自主公演。
今回も寺門孝之画伯http://www.terakado-takayuki-muse-am.com/にテーマの絵を描いてもらった。
「まっさらな太陽」だ。
今回も公演限定販売でTシャツになる。
原画もご好意で展示させて貰うことになった。
文章も頂いている。
明日11月1日から個展が大阪で待っているという忙しさの中、ほんとに有り難いことだ。
その寺門画伯と、絵画ということで、少し話を聴かせてもらったことがある。
キャンバスの世界だけが絵画である、という至極真っ当なお話だ。
いくら頭の中に、良いアイディアがあっても、素晴らしい世界があっても、それがキャンバスの上になければ、何も無いのと同じだ。
それが、キャンバスをはみ出て、言葉の説明が必要になったり、言葉で補足したりという事をする人がいる。
という話だ。
この話は、どんなことにも当てはまる。
もちろん舞台にも当てはまる。
特に文学系の人が作る舞台は、そういうのが多いような気がする。
もちろん、演劇やダンスの垣根は無く多いという感じだ。
武道でもそれがある。
そうなってくると、舞台である必要も、キャンバスである必要も無い。
武道という実際をせずに、ものを書けば良いのだ。
人生でも同じだ。
その日目をさまし、会社に行くなり学校に行くなりがある。
昼食を食べて、その続き、そして寄り道するなり、そのまま帰宅するなりがあり、やがて就寝だ。
その間、その時間空間がキャンバスであり舞台だ。
そこでの自分が自分だ。
そこで、どう光るか、どう曇るか。
それしかない。頭の中にある、昨日のことや明日のこと、遠い昔のことに囚われている自分であれば、どう光るも曇るも無いのだ。
11月29.30日
埼玉・彩の国小ホール
開場19時00分開演19時30分
http://www.real-contact.jeez.jp/index.htm
そろそろチケットが動いて来ています。

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