比較から生まれるもの

今週は、2回も熊野から大阪へ車で行っている。
軽だと3時間がベストだ。

「大阪・明鏡塾」6期は、予想以上の内容になった。
それは、再受講の方々の成長が著しいからだ。

懇親会でもワークの話や、治療の話で盛り上がった。昨日も書いたが「上達」という話になった時、ベテランの柔道整復師が「家に帰っても、何をしている時も身体に触れて工夫を繰り返している」と若い受講生に話していた。

1日中訓練しなければ、というよりも、1日中訓練したくならないくらいの職業意識なら、患者さんや利用者さんが気の毒だ。
私は、そう思う。
人だから、やりたくない時もあるだろうし、時間がない時もあるだろうが、そこは職業意識が浅いか深いかだ。

当然、そこで差があきらかに付く。
それが現実だ。
ベテランの人達でさえ、それくらい頑張っているのに?と思う。

これは「比較してはいけない」と教えられてきた弊害だ。
比較することで闘志に火が付くのだが、その点火が出来なくなっているのだ。
ほどほどにしか出来ない人など、信頼出来ない。
ましてや医療の分野となると当たり前だ。

今期初受講の整体師は、興奮の中一日目を終え、早速今日報告があった。
もちろん、自分も患者さんも驚く回復ブリを見せたからだ。熱心な人は、見ていても気持ちが良い。
それは、何に限らずだ。

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