クレーマー対策
「悪質クレーマーによる身勝手かつ理不尽な要求により、通常業務の妨げになったり、暴言による精神的ダメージ、トラウマになり、精神内科に通ったり、離職を余儀なくされる場合も少なくない。こうしたケースに、どのような法的手段がとれるか、また適切な危機管理要領などに関して、弁護士から専門的なアドバイスが受けられる業界唯一のサービス」
こんなサービスが生まれるくらい、悪質クレーマーが多いという。
以前田辺のスーパーで、店員さんに文句を言っているおっさんを見かけた。
私はレジに並んで、それを眺めていた。
その横に店長とおぼしき人がいて、店員の間違いに謝罪していた。
「私としては謝るしかありませんです」と店長。
おっさんは、その言葉に激高。
見ていて、おっさんに同感。
店長の態度に怒り心頭で当たり前だ。
何があったのかは知らないが、店員の間違いだといっているのだから、何かあったのだろう。
それに対して、この店長の態度からでる言葉。
普通に話をして生きている人なら、キレて当然だ。
「謝るしかありません」とは言っているが「すみませんでした」の一言が全く無いのだ。
しかし、この時、もし店員が泣いたとしたら、あるいは、店長が訴えたらどうなるだろう。
そんな危険を含んでいるのが、世にいうクレーマー対策だ。
同じような体験は、私は限りなくある。
ワークショップで何時も使う会場で、カウンターの男性の口の聞き方に頭に来たので、「俺は客や」と怒鳴った事がある。
結果、埒が明かないので、上司を呼び出させた。
上司の態度を見て「こらあかん」と思った。
これでは接客など出来る筈もないと思った。
で、頭に来た男性に、接客のアドバイスを一言二言した。
4日目の朝にまたその男性が受付にいた。
男性は「おはようございます!」と元気の良い声を聞かせてくれた。
思わず「おはよう!」と返し「それ、気持ちええやろ?」と聞くと「ハイ!」と満面の笑みを見せてくれた。
クレーマーはいるが、逆の接する側の姿勢や態度、気持ちの強さも教育したり鍛えなければ、またクレーム規制法というような、バカみたいな条例や法律が出来ることになる。
何ともおかしくなっている日本だから、あり得ないことではない。
次は夏ギラギラの沖縄ワークショップ
沖縄ワークショップ8月10.11.12日