1歳の幼児が集中して

コンサート終了後、多くの人がSNSへ投稿してくれていた。
動画あり写真ありコメントありだ。

共通している言葉は「元気」と「人生を積極的に生きる」だ。
面白いことに、肝心のドラムや和太鼓の事は殆ど書かれていない。
実は、それが私としては正解なのだ。
演奏そのものに意味はないのだ。

意味付けするのは観客であって、「私」ではない。
私の責任は、音が出るまでの状態だ。
音が出てしまえば、後は観客の皆さんがどう受け取るのか、それは完全に自由なのだ。
ということを表現したかったから、100%実現したということになる。

私としても、ジャズ・ドラムから始まった音楽が、ようやく成熟したと感じられた演奏だった。
涙が自然と頬を伝っていた、というコメントも沢山あった。
観客の送り出しの時、まだウルウルしてくれている方もいた。
心の奥深く眠る本質的な感情が爆発したのだろう。

何よりも嬉しかった事は、幼児を含む子供達の反応だ。
一番年下の幼児は、多分1歳くらいだろう。
お母さんがグズったらどうしよう、と心配していたが、受付のところで「大丈夫です」と言われ、安心して席に着いたそうだ。
コメントに「会場に入るまで機嫌が悪く泣き叫んでいたので大丈夫か心配でしたが、最後まで物凄く集中して、たまにビクッとしながら聴き入っていました」

これが私の大成功の証だ。

単純にドラムという楽器を約1時間、ノンストップで叩き続けるだけの演奏だ。
ピアノソロでもバイオリンソロでもない。
そこにあるのはテクニックでもなく、難解な楽譜でもない。
純粋に私の感情だけだ。
だから、年齢を問わず、国籍を問わず響くのだ。


私の人生最後の演奏は6月1日になるだろう。
是非、体感して下さい。
明日からの人生が間違いなく変わります。
高価なセミナーより実感しますよ。

日野晃’古希’ドラムソロコンサート
6月1日 新宿ルミネゼロ

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