成長は止まらない
昨年辺りから、武道の技術が格段の進化を見せている、と感じている。
それは生徒達も手応えの違いで感じ取っている。
人は進化する、成長するのは当たり前のことで、そこに停滞していることなどあり得ない。
というのが、そもそもの私の持っている考え方だ。
しかし、老化というか老いがそれらを止めると、大方の人は錯覚、あるいは誤解をしている。
成長するには理由がある。
出来ないことに挑戦し続けているからに他ならない。
出来ないから工夫をする。
その前頭葉への刺激、身体への刺激が停滞を妨げているのだ。
サメと同じで、人も停滞しているのは死んでいるのと同じだ。
もっと考えれば、今日のままで停滞すると、それは1年経てば使い物にならない頭になっているということだ。
そんな話をすると、人は「ほんとうにそうですね」と相槌を打つ。
しかし、そのままだ。
そんな人と関わりたくもない。
面白くないからだ。
成長するのは面白い。
何が出来ているのかが分からなくなるからだ。
当たり前だ。
成長した身体が出す現象に頭が付いて行っていないからだ。
頭が身体現象を追いかけ追い越し、それをまた身体が追いかける。
このイタチごっこのシステムが、永久機関となって、成長を妨げないのだ。
日野晃’古希’ドラムソロコンサート
4月12日 大阪大丸心斎橋劇場
6月1日 新宿ルミネゼロ