東京・大阪合同稽古
昨日は、東京・明鏡塾のメンバー5人が、大阪明鏡塾の最後の講座に参加した。
それぞれが、それぞれの違いに驚いたり感心したり、かなり面白い合同稽古になった。
東京組は、大阪のノリを羨ましく思い、大阪組は、東京組の真面目な姿に襟を正したりと、打ち上げまで異常に盛り上がった時間だった。
東京組は全員が再受講組で、助手を務めてくれている理学療法士は6期ということになる。
3期連続の人達や2期連続といった、人達なので指摘は的確になる。
その的確なダメ出しやアドバイスに対し、大阪組のざっくりさ加減は、横で見ていて相当面白かった。
ざっくりは、もちろん1期なので全員初めてのことだから仕方がないのだ。
今回は、東京組の自発的なノリで行った合同稽古だが、相互の刺激という意味で毎期行うのも面白いと感じた。
今日は、東京組と一緒に介助ロボットHALの使い方を試しにいった。
いくら優秀なロボットでも、機能回復を望む人達は、一人一人異なるのに対応できる筈もない。
そこを確かめにいったのだ。
ロボットを人に合わせるには、何をどうすべきか。
ロボットからと人の相互の歩み寄りが必要だ。
理学療法士として、患者さん利用者さんをどのレベルまで引き上げ、ロボットにバトンタッチするか。
ロボットのどこに何を付け加えることで対応できるか。
そんなことの実際を実験しに行ったのだ。
しかし、こうも優秀な理学療法士が複数集まると、そこから色々なアイディアが浮かんでくるものだ。
ここを煮詰めると、相当応用範囲が広がる感じがする。
だからこそ、優秀な療法士や介護、看護の人達が必要なのだ。