ふと思った

煙草を吸っている時に、ふと頭をかすめた。
精神的な苦痛は、実際に身体にダメージがあると、数年前何かの雑誌だったか、ネットだったかで見た。
だから他人に傷を付けるような言葉や行動はいけないと。
成程だ。

しかし、どの言葉が他人を傷つけ、どの行動が他人を傷つけるのかは分からない。
十人十色、千差万別だからだ。
私は、他人からの誹謗中傷にダメージを受けない。頭には来るから爆発させる。
そんな人も沢山いるだろうからだ。

結果、意味不明のまま、オブラートでグルグル巻きにしたような言葉や行動がはびこり、必要以上に「正しい」を求めるようになっている。
それは本当なのか?

身体にダメージがある。
これは良い。
しかし、身体には復元する働きも同時にある。
腕をぶつけて痣が出来ても、いつの間にか治っている。
足を切っても、火傷をしても治っている。
私は身体は復元するという実験をしたことがある。
たまたま、腕を沸騰するヤカンに触れてしまった。
当然火傷をおった。
その時、水で冷やし、アイスノンで冷やした。
それだけしかしなかった。
その数か月後、その腕はケロイドにもならず、その周辺の皮膚と完全に同化している。
もちろん、臓器も同様だろう。

であれば、精神的ダメージも復元する筈だ。
そんなことがふと頭をかすめた。
仮にダメージを負うというのなら、ダメージを負わない強さや考え方を持つ方が得策だろう。
でなれば、それこそにわか心理セラピストの餌食になるだけだからだ。
このダメージを負わない強さや考え方を持つのは簡単だ。
そういった類の事を自分自身の力で考えれば良いのだ。
そして、「自分で考えたこと」を自分が試していけば良いだけだ。

ここニューカレドニアで、最後に話をしたのは、「みんなは動物園の動物だ。私は、動物園で生活するよりも、ジャングルで生活が出来る動物でありたいだけだ」という話だ。
「鵜呑みにするな」である。

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