ニューカレドニア終わり

初めてのニューカレドニア。夕方ワークショップを終えた。武道とは、全く毛色の違う人も混じってのワークショップだった。
当人は、空手をやっていてというが、空手によく似た運動をやっていたのだろう。
そんな人に限って「これで出来ていますか？」と聞きにくる。
本当に人は話を聞いていないということを実感する。
「このワークは早くて5年はかかります」と言っているが、それを冗談だと思っているのか、はたまた、全く話を聞いていないのかだ。
その人に昨晩つかまり、ああだ、こうだと講釈を聞かされうんざりしていたから、思わず「お前はアホか」と言いかけた。
人の話を全く聞かず、自分の話だけをしている奴だ。
そのクセ、コミュニケーションに興味があると、明鏡塾の説明をせがまれた。

身体を動かしたこともない人が、数分で「出来ていますか？」なんじゃそれ！だ。
そこを除けば、良いワークショップだった。
ただ、朝8時過ぎにホテルを出て、ホテルに帰るのが11時頃というのはきつかった。
皆が歓待してくれているからと思い、ついつい夜の食事が長引いたからだ。

明日は、ある意味で1日自由だ。
深夜1時に飛行機が飛ぶので、それまで開いている。
朝からジャングル、昼からは島に渡りシュノーケリングという予定だ。
日焼け止めを持って来ていないので、どうなることか。

ワークを指示し、やり出すと出来ない。
それを見ていると、その前段階や、そのワークを分析しそのワークが出来る為のワークを考え出す。
もちろん、今回もそれがあった。
自分では、構築していたと思っていても、実は穴がある、ということに気付く。
その意味で、他人の失敗はこちらにとってのヒントになるという事だ。

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