ボウフラのように生きて

人は老いていく。
そのことを30歳代で想定しているだろうか。
社会がどう移り変わろうと、個人、つまり、それぞれの人々は間違いなく「老いる」。
もちろん、誰でも分かっているだろう。
しかし、社会の仕組みがそうはなっていない。
企業がその最たるものだ。

個人は、歯車の一つだ。
歯車が悪いとか間違っているというのではなく、その事を自覚して80歳、あるいは死というものに向かって歩いている、ということを自覚して行動を作っているのか、ということだ。
大方の人は、そこに「保険」というものを持ち込む。
「これで老後も、入院しても大丈夫だ」と。

あなた個人の「こう生きよう!」「これを遂行することで社会に貢献できる」というような事が全く無く、健康と保健に振り回されているのではないか。
自分の人生を保険と病院に委ねてどうするのか。
「生きてどうするのか?」

100歳時代だとメディアは流している。
100歳まで生きる、100歳を生きる動機はあるのか?そんな事を問う必要があるだろう。

「健康」というものがあるのなら、「健全な死」も同等になければいけない。
安楽死という話ではない。
自分の人生だ、と言える人生を自分の力で生きるということだ。
まるでボウフラのように、フラフラと生きていて面白いのか?


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