何が成長させるのか

昨日は「東京・明鏡塾6期」5回目の講座だった。

それは単純に回数が5回目、あるいは、再受講の人達なら11回目17回目ということではない。

そこに受講生達の質が加速度的、あるいは、何乗単位で濃くなっているという状態が重なっている。

となると、講座そのものはどうなって行くのかというと、初受講の人をのぞいて誰も緊張せずに、ワークそのものに一瞬で集中するから、1期から6期と同じワークでも、内容が恐ろしく濃くなっているのだ。

 

「明鏡塾」のワークは、誰にでも取り組めるようにしているから、ある意味で簡単でもある。

しかし、簡単なのはワークの表面だけであって、その中身に意味がある。

だから、いくらでも深くなる。

つまり、医療従事者としての基本的な内面や、患者さんとの接点を創り上げて行くのが目的だからだ。

 

再受講の人達は、どんどん「目付き」や「笑顔」が良くなっている。

「目付きが良い」というのは、意志が明確になって来ている証だ。

そこに気付きさえすれば、まるっきり別人だろう、というくらい人は短期で成長するのだ。

だから「笑顔」が増える。

そうすると、ワークに過度の緊張が起こらないから、ワークが深くなるのだ。

ということは、その人達の現場での立場や、治療やリハビリの成果が必然的に良くなっているということだ。

ある理学療法士が「私が担当ではなく、補助で入った患者さんが、私に担当を変えて欲しいという要望が増えて困っています」と嬉しい相談があった。

そうなってしまうのだ。

理学療法士としてやるべきことをやれるからだ。

その彼にしても、学校を出て何も出来ない自分に気付き、あちこちのセミナーを渡り歩き、それらを一時しのぎだと気付いた。

そして「明鏡塾」を5期に受講し、6期を再受講。

この時点での結果として、上記のような成長を見せているのだ。

そこの原点は、彼は患者さんや利用者さんを楽にさせてあげたい、回復・改善の手助けをしたい、という願いだ。

その実現に向けて、確実に歩を進めているのだ。

 

昨日の講座を終え、懇親会の席に会場を提供してくれている原田医師が参加してくれていた。

その席で「明鏡塾のDVDを作らないのですか?」と「え〜、今日の講座など、どこをとっても知らない人がみたら『これ、講座???遊んでいるだけや』となるから無理」と答え、全員が大爆笑した。

 

大方の人の持つ、講座やセミナーへのイメージや先入観を完全に壊している講座だからだ。

深刻を真剣だと思い込んでいる、深刻好きの人達には、アレルギーが出るほど真反対の講座風景だ。

 

医療従事者にとって必須の能力「笑顔」は、深刻や知識、そして、皆の大好きな理解からも生まれない。

「笑顔」が自然に出る自分にならなければ、そのことは実現しないのだ。

 

そして、患者さんや利用者さんへのアプローチとしての「触れる」も、笑顔が出る心身の状態がその力を発揮させるのだ。

何れにしても、驚くほど深くなっている受講生達に乾杯だ。

■医師も薦める
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