間違いなく公式になる
よく有名人が〇〇をやったから、そこからのヒントでこうなった、というのがある。
代表的なのが、お亡くなりになった、スティブ・ジョブズは「禅」をたしなんでおり、そこからのヒントでデザインをシンプルにした。
というものがある。
もちろん、その通りだ。
私も彼の本を読んだ。
で、多くの経営者は「禅」を学び、沢山の気づきを得ているという。
しかし、それはそうだろうか?
もちろん、「禅」を否定することでも、ジョブズを否定しているのでもない。
両方共肯定しているのだ。
しかし、そのことと、それが一般的な事と同じかどうか、というところで「そうだろうか?」と言っているのだ。
一般の人の何十倍もの「やる気」と「苦悩」を持っているから、「禅」をジョブズがものしデザインのアイディアに繋がった。
と言いたかっただけである。
つまり、Aさんは◯を学んだから、一流になった、というエピソードは、公式にはならないという話だ。
公式、つまり、誰でも活用できる方法にする為には、そこに前提条件が必要だ。
ジョブズのような才能とやる気や闘争心を持っている必要があるということだ。
つまり、逆説的に言えば、どんなことでも公式に成り得る。
全ては自分次第である、ということだ。
そこを抜かすと、全くどうにもならないのだ。
「明鏡塾」が成果を出しているのは、受講者が「全力」だからだ。
その意味では、全力ではない人はどんな場面でも成果を出せないのだ。
これは、間違いなく公式である。