豊かな土壌というわたしを

アマゾン川流域の、いわゆるジャングルは土壌が豊かだ。
だからこそ、様々な木々が生い茂り生物が生きることが出来るのだ。
鳥が、種子を運び様々な木々を芽生えさせる。
ふと、思いついたイメージだ。

何のことかというと、その豊かな土壌という自分自身を作り出すことが、人生が豊かだということに気付いたのだ。
「豊かな土壌」という言葉をみつけたのだ。

それは、私自身が来年は古希なのだが、人生何をしてきたのかと振り返った時、結局この土壌を豊かにするという作業をしていたのか、と気付いたということだ。
そうなると、現象だけしか見ていない人には、「日野はあれもこれもやって散漫な人生だ」としか捉えられない。
しかし、私にとっては一貫している事がある。
それは「私を生きる」という生き方だ。
同時に、例えば「柔よく剛を制す」という言葉を、私の全てに適応させるという作業をやっているのだ。

「豊か」とは、間違いなく自分自身の力で考え、人生を生きることだ。
考えるための材料が「柔よく剛を制す」に当たるのだ。
そして、そこに同時に有る現象としての、例えば、今の私なら「武道家」という仕事があり、「明鏡塾」で医療関係者に教えるというのも有る。
これらはバラバラではない。
土壌から育った木のそれぞれなのだ。

ベランダで一服しながら、アマゾンのジャングルということが浮かんできた。
その事で一挙に、人生を括る事が出来たのだ。
「豊かな土壌」これは良い!
もちろん、私だけにとっては、だが。

こんな気付きは、「自分で考える」というクセの賜物なのだ。

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