触れるという力
大阪で「明鏡塾」を来年1月から開く。
その体験会を12月10日に行う。
この話は、6月辺りから出ていた。
大阪にある特別養護老人ホームの常務との話の中でだ。
その特養は、年2回10年間程研修にいっている。
特養や老健の目的を本当に実現するためには、本当に実力のある施術者や医師が必要だ。
もちろん、介助も介護師も必要だ。
そういった思いがくすぼっており、お互いに年齢も重ね過ぎているということで、早く養成しようと常々話をしていたのだ。
私自身が外国でのワーク・ショップが増えているので、そちらを省いてからにしようと、今秋からヨーロッパを断った。
で、大阪の「明鏡塾」という流れになったのだ。
そんな中で、一番に受講を申し込んで頂いたのが女医さんだった。
これは本当に嬉しい。
医師の方が、自分そのものを見直すという姿勢を持っておられること、そして、「絶対に病気を治せる医師になる」と宣言していること。
この女医さんは、もちろん、医大を出たての若い人ではない。
キャリアのある医師だ。
逆に言うと、キャリアがあるからこそ、現状を考え直す事が出来るのだ。
また、先日の大阪ワーク・ショップの時に、受講してくれていた理学療法士も数人申し込んでくれている。
「触れる」という根本的な患者さんとの接点、そして「伝える」「聴く」という、施術そのものではなくもっと基本的な事を底上げする「明鏡塾」。
その事が実は、それぞれの施術の質を上げるのだ。
先日大阪でのワーク・ショップを受講してくれていた5期の内科医東洋医の先生が、嬉しい報告をしてくれている。
「前日夜に3才前の子が気管支炎をこじらせ40度の発熱が出ましたが、接触鍼を点を意識してやったところ良く効いて、1時間後くらいには解熱し落ち着き、大阪WSに無事参加できたのも、明鏡塾の学びのおかげかと思います。」と。
「触れる」ということが、どれ程人に影響を与えるのか計り知れないのだ。
自分の施術を見直そうと思われる方、一度体験してみて下さい。
医師も推薦する医療従事者の為の「明鏡塾」。
体験セミナーを行います。
東京は11月26日(6期も募集中です)。
大阪は12月17日です(1期を募集開始しました)。
詳しくはhttps://www.meikyojuku.com/